こんにちは。ディー・プラス・エス株式会社です。
「歯科医院倒産件数が過去最多!」のニュースが昨年末に流れました。
院長先生の高齢化や、後継者不足の問題、また、歯科医院で働くスタッフの確保などの理由や、他にも、虫歯治療で被せものに使う銀やパラジウムなどの合金の高騰、ゴム手袋といった輸入資材の調達コストが増加しているなども理由の一つだという記事を見ました。
閉院に至る理由のひとつ、採用難
閉院の理由の一つに挙げられていた、人員確保。求人活動がうまくいかないという先生方が増えています。
中にはパートの歯科助手や受付さえ応募がないといった地域もあり、人手不足は事業を存続させるために非常に深刻な状況となっています。
また、せっかく採用してもすぐに辞めてしまう場合もあります。職場での人間関係、待遇面での不満などから離職するケースも多く定着が難しいのです。
早期退職を防ぐには、採用の仕方や入社後のサポートの見直しをすることが大切です。
歯科医院で働くスタッフはライフスタイルが変わりやすい女性の割合が多い
ライフスタイルが変わりやすい女性は、結婚や出産・育児による離職が必然的に多くなります。
ただ、この場合、安心して働ける環境を整備することで、出産後や、育児中でも、また戻ってきてくれるスタッフもいます。ライフスタイルの変化で退職を考える前に、医院側が環境を整備し、育児をしながらでも安心して働ける環境かどうかの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
辞めるスタッフは、本当の退職理由を話してくれない
辞めるスタッフは、本当の退職理由は話してくれません。
その場合、問題となっていることが浮き彫りにならず、その問題は解決できないままなので、新たに人を採用してもまたすぐに辞めてしまうというケースがあります。
以前、歯科医院に勤務していた時の話です。
真面目で働きぶりの良いスタッフが突然、彼の転勤が決まり、一緒について行くので退職させて欲しいと言ってきたのです。
彼の転勤先が遠い為、通勤が難しくなると言われ、それは仕方がないと院長も承諾しました。
彼女は退職に至ったのですが、その話は作り話だったのです。
退職した後に、他のスタッフから話を聞いたところ、先輩スタッフの意地悪が酷く、上司に相談しても解決に至らず辛そうだったというのです。
事実確認をしたところ、確認したくても無視されたり、冷たい言い方をされたり、イライラしていて感情むき出しの態度の先輩とは仕事がしづらいし、もう辞めたいと話していたそうです。
結局、先生や上司から見えているのは氷山の一角でしかありません
「院長先生に相談できない」「どうせ言ってもムダ」と、水面下の不平不満から仕事のやりがい、モチベーションがどんどん下がり、いつの間にか「早く辞めたい」に至ったのかもしれません。
この問題を早期に解決できていれば、スタッフの退職は免れていたはずです。
もっと早い段階で彼女の話を聞き、気持ちを汲み取って、問題を解決できていれば良い人材を失わずに済んだのではないでしょうか。
今、働いているスタッフに長く働いてもらう環境を作る
院長先生としては、良い人を採用したら長く働いてもらいたいとお考えだと思います。長く働いてもらうには、環境の整備が大切です。スタッフが安心して働ける環境を整える。
それには、先生とのコミュニケージョンと人間関係が上手くいくように環境を整えることです。
辞める理由のほとんどが、コミュニケーション不足と人間関係です。実際のところ院長先生に本音が言えないスタッフがほとんどです。
院長先生はやるべき業務が、たくさんあるので、スタッフの声を聞く時間を作るのはなかなか難しいのが現状です。
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スタッフのフォローはお任せください
歯科医院の現場を知り尽くしているコンサルタントが、悩みを抱えるスタッフに対して個別面談を実施し、スタッフの心理的負担を軽減します。
この取り組みによって、院長先生との関係が悪化することを防ぎながら、問題解決の糸口を一緒に探していきます。スタッフの声を丁寧に拾い上げることで、職場全体の円滑なコミュニケーションとより良い環境づくりをサポートします。
先生のお困り事はなんでしょうか。解決できるよう尽力いたします。