第1回「“集患しなきゃ”と思っているけれど、どうしたらいいかわからない先生へ」
小規模歯科医院の先生とお話をしていると、よく耳にするのが「集患しなきゃとは思うけれど、何をしたらいいのかわからない」という声。
「小規模歯科医院 集患」に悩む先生は多く、『集患しなきゃと思うけれど、何をすればいいのかわからない』という声をよく耳にします。今の患者さんが通ってくれている安心感がある一方で、新患を増やさなければという不安もつきまといます。」
このシリーズでは、私が多くの歯科医院を訪問してきた経験をもとに、
- 先生方が抱える現状の悩み
- なぜ効果の出ない広告に頼ってしまうのか
- 本当に大切な「医院の強みの伝え方」
について、2回に分けてお伝えします。
多くの先生が抱える“心の中の声”
「集患は大事だとわかっているけど、何をすればいいのかわからない」
「今の患者さんが来てくれているから大丈夫。でも新患も増えてほしい…」
「広告をしたいけど、お金がかかるし効果も心配」
私が訪問する多くの医院で、このようなお声を耳にします。
日々の診療に追われるなかで、集患の必要性を感じていながらも「結局、何もできていない」という先生が少なくありません。
間違った選択に走ってしまう背景
不安を抱えたまま、
- ポータルサイトを勧められて高額な費用を支払い続けている
- 効果の見えないWEB予約システムを導入してしまった
- 「新患ゼロ」の状態が続いている
といったケースも実際に見てきました。
なぜこうしたことが起こるのか―その背景には、「歯科の現場を知らないWEB業者の言葉をそのまま信じてしまう」現状があります。
本当に伝わっていないもの
歯科医院は一つとして同じではありません。
院長先生の診療スタイル、患者さんへの想い、医院が大切にしていること―そうした“強み”こそが本来伝えるべきものです。
ところが、外部の患者さんからはその違いが見えにくいため、せっかくの魅力が伝わらないままになってしまうのです。
次回に向けて
私が数多くの医院を訪問して強く感じるのは、「医院の強みをどう伝えるか」が集患の鍵になるということです。
次回は、具体的に「医院の魅力をどう整理し、どう伝えれば患者さんに届くのか」についてお話ししていきます。