私が歯科医院に訪問した際、
「うちにはそういうの必要ないよ」
と仰る先生がいらっしゃいます。
ですが、先生は一度でも ご自身の医院をGoogleで検索 されたことはありますでしょうか?
その検索結果に映っている画面こそが、患者さんが医院を探すときに実際に目にしている画面です。
9割以上の人がGoogleで検索している現実
2023年後半のデータによると、日本国内でインターネット検索を行う人のうち、
1億人以上がGoogleを利用 しており、そのシェアは 9割以上 に達しています。
つまり、ほとんどの患者さんが Googleを通じて医院を見つけている ということです。
もし先生の医院が検索に出てきても、情報が古かったり、口コミに返信がなかったりすれば、どう映るでしょうか?
口コミは「歯科医院の印象」を決める最大の要素
Googleビジネスプロフィールには、患者さんから寄せられる口コミが表示されます。
そして、その評価は次の患者さんが医院を選ぶ際の大きな判断材料となります。
- 良い口コミには、感謝の返信をするだけで医院の印象がぐっと良くなります。
- 悪い口コミであっても、事実を確認し、真摯に対応・改善を伝えることで「誠実な医院だ」と受け止められます。
返信があるかないかだけでも、医院への信頼感は大きく変わります。
「うちは地域の口コミだけで十分」…本当に大丈夫ですか?
多くの先生方が「ホームページは持っていない」「WEBは一切やらない」「地域の患者さんだけで十分」と仰います。
確かに長年続けている歯科医院には固定の患者さんがいます。
しかし、その体制をずっと続けていれば、いずれ 新規患者数が減少し、医院の経営は先細り になっていきます。
今の時代はデジタルで医院を探すのが当たり前。口コミ紹介だけに頼るのは限界があります。
継続的な歯科医院経営には「新規患者の獲得」が必須
新しい患者さんに来てもらうことは、医院を存続・成長させるために欠かせません。
Googleビジネスプロフィールは、無料で使えるうえに、正しく運用すれば強力な集患ツールになります。
✅ 基本情報を最新に保つ
✅ 写真を定期的に更新する
✅ 口コミには必ず返信する
こうした小さな積み重ねが、歯科医院の信頼度を高め、患者さんに「ここに行ってみよう」と思わせるきっかけになるのです。
まとめ
- 日本の検索利用者の 9割以上がGoogleを利用
- 口コミは「医院の第一印象」そのもの
- 放置していると 患者さんの心証を損ねるリスク がある
- 新規患者の獲得には デジタル対応が不可欠
先生の医院も、ぜひ一度ご自身でGoogle検索をして、
「患者さんの目にどう映っているか」を確かめてみてください。
Google公式:Google ビジネス プロフィールとは