こんにちは、ディー・プラス・エス株式会社です。日々、患者さんのために全力で診療されている院長先生方、本当にお疲れ様です。新しい患者さんに来ていただけるよう、集患について考える時間はなかなか取れないですよね。私も医院の現場を見る中で、「もっと地域の方に知ってもらいたいのに、どう発信すればいいか分からない」という声をよく耳にします。
そこで今回は、忙しい先生でも始めやすい、SNSや口コミを活用した地域密着型の集患方法をご紹介します。InstagramやGoogleビジネスプロフィールを使って、低コストでできる小さな一歩からお話ししますので、気軽に読んでみてください。
1. 地域密着の発信は「身近さ」がカギ
地域密着の医院が患者さんに選ばれる理由は、「この先生なら安心して通える」と思ってもらえる信頼感です。でも、信頼感ってどうやって伝えるの?と思われるかもしれません。実は、SNSを使うと、医院の温かみや先生の人柄を気軽に発信できるんです。
たとえば、Instagramで「医院の日常」を少しだけ見せるのはどうでしょう?
- 待合室に季節の飾りつけをした写真
- スタッフが患者さんをお迎えする笑顔の様子(顔出しNGなら雰囲気だけでも)
- 先生が読んだ本や、診療の合間に飲むコーヒーの一コマ
こんな小さな投稿でも、「この医院、なんだかほっとするな」と感じる患者さんが増えるかもしれません。ポイントは「完璧じゃなくていい」ということ。患者さんは、堅苦しい投稿より、身近さを感じる内容に心を動かされます。
2. Googleビジネスプロフィールで「見つけてもらう」を増やす
「医院の名前を検索したら、ちゃんと出てくる?」と確認したことはありますか? Googleビジネスプロフィールを使うと、Google検索やGoogleマップで医院の情報がすぐ表示されるようになります。
登録したら、以下の情報をきちんと入力してみましょう。
- 医院名、住所、電話番号
- 診療時間(休診日も忘れずに)
- 医院の外観や内装の写真
さらに、患者さんからの良い口コミが増えると、「ここ良さそう」と新規の患者さんが来てくれる確率がぐっと上がります。もし「口コミ書いてもらえますか?」と直接お願いするのが難しければ、受付に小さなカードを置いて「Googleで感想を書いていただければ嬉しいです」と伝えるだけでもOK。自然に増えていく口コミが、医院の信頼感を後押ししてくれます。
3. 治療ビフォーアフターの発信は「医療広告ガイドライン」を意識して安心に
「治療のビフォーアフターを見せると効果的」とよく言われますが、医療広告ガイドラインに気をつける必要があります。患者さんのプライバシーを守りつつ、ガイドラインに沿った発信なら、信頼感を高める強力なツールになります。
たとえば、患者さんの許可を得た上で、以下のような工夫をしてみましょう。
- 個人を特定しない形で写真を掲載(顔が映らない、モザイク処理など)
- 「この治療でこんな変化が」という具体的な説明は避け、「詳しくは医院でご相談ください」と誘導する
- 患者さんの声(例:「以前より笑顔に自信が持てるようになりました」)を添える
ガイドラインを守ることで、安心して発信できますし、患者さんにも「この歯医者、良いな」と好印象を与えられます。
最後に:先生のペースで、無理なく続ける
集患って、すぐに結果が出るものではないですよね。でも、小さな発信をコツコツ続けることで、地域の患者さんに「この医院なら行ってみよう」と思ってもらえる土台ができます。SNSや口コミは、あくまで先生の医院の魅力を伝える手段の一つです。
もし「ここが分からない」「もっと知りたい」という点があれば、ぜひお気軽にご相談ください。