歯科衛生士の採用市場は、依然として“売り手市場”が続いています。
そのなかで、求職者が職場に求める条件や価値観は年々多様化し、
「給与」や「福利厚生」だけでは採用につながりにくい時代になりました。
では、歯科衛生士たちはどのような基準で職場を選び、
どんな環境で“ここで働きたい”と感じているのでしょうか。
今回は、2025年の採用動向を踏まえ、選ばれる職場づくりのヒントをお伝えします。
子育て世代は「待遇」よりも“柔軟な働き方”を重視
子育て中の歯科衛生士が最も重視するのは、勤務時間や急な予定への柔軟な対応です。
たとえ給与や福利厚生が整っていても、「子どもの体調不良や学校行事で迷惑をかけてしまいそう」と感じる職場は敬遠されがちです。
短時間勤務が可能であること、遅刻や早退に理解があることなど、
現実に寄り添った柔軟な対応こそが、子育て世代に選ばれる大きな要素となっています。
検索キーワードから見る歯科衛生士の関心
求人サイト「GUPPY」で実際に検索されている上位キーワードを見ると、
「オープニング」「週休3日」「土日祝休み」など、“働きやすさ”に関する言葉が多く並びます。
特に「週休3日」は文言違いでも複数ランクインしており、
プライベートとの両立を重視する傾向がはっきりと表れています。
また、「訪問歯科」も検索上位に位置しています。
これは、勤務日数や時間の調整がしやすい点、土曜日休みが確保しやすい点など、
働き方の柔軟性が背景にあると考えられます。
20代歯科衛生士は「競争」よりも「公平な評価」を求めている
新卒をはじめとした20代の歯科衛生士は、過度な競争や上下関係の厳しい職場を敬遠する傾向があります。
「頑張った分だけきちんと評価される」「自分の意見を言いやすい」――
そんな公平で風通しのよい環境を求めています。
報酬面だけでなく、日々の業務の中で「見てもらえている」「認められている」と感じられることが、この世代にとってのモチベーションにつながります。
年齢層の広がりがもたらす価値観の多様化
かつて歯科衛生士の平均年齢は20代が中心でしたが、
今では40代・50代まで幅広い世代が活躍しています。
その一方で、業務への考え方や教育の受け取り方に違いが生まれやすくなっています。
たとえば、「指導を受けながらメモを取るか」「後でまとめて書くか」といった小さな違いでも、
世代によって捉え方が異なり、すれ違いが生じることもあります。
こうした価値観のズレを理解し合えるように、
“指導の仕方・受け方”のルールを明文化しておくことが、
働きやすい職場づくりの第一歩となります。
採用から定着へ ― “共感される職場”をつくるために
歯科衛生士が職場を選ぶ基準は、待遇だけではなく「自分らしく働けるかどうか」に変わっています。
ライフステージや価値観に合わせた柔軟な働き方を提示できる医院こそ、
これからの採用市場で選ばれると思います。
ディー・プラス・エス株式会社では、
歯科医院の採用支援・求人運用代行を通じて、
医院の想いが「共感されるカタチ」で伝わるサポートを行っています。
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