求人票の書き方で、求職者の質が変わる?

「求人を出しているのに、応募が来ない…」
「来てもミスマッチばかり…」

そんなお悩みを抱える歯科医院の先生方は少なくありません。
求人票の内容が、求職者の“質”に影響するということをご存知でしょうか?


ハローワークの求人票、こんな風に書いていませんか?

たとえば、以下のような求人票になっていませんか?

  • 「未経験歓迎」「明るい方」
  • 「歯科衛生士業務全般」
  • 「給与は経験により応相談」

…これでは、どんな医院で、どんな人材を求めているのか、まったく伝わりません。
その結果、「とりあえず応募した」ような方ばかりが集まり、採用につながらないということが起きてしまいます。


「誰でもいい」ではなく、「どんな人が合うか」を明確に

歯科医院の現場は、人と人との相性が大きく影響します。
「院長の方針に共感できるか」
「既存スタッフと円滑にコミュニケーションが取れるか」
「医院の雰囲気に合うか」

こうした相性を重視するためにも、求人票の中で“自院らしさ”を表現することが大切です。

たとえば、こんな一文を加えてみてください。

「患者さんとの対話を大切にしている医院です。丁寧にコミュニケーションが取れる方を歓迎します」

「診療の効率よりも、正確さと安全性を重視しています。一つひとつの業務を丁寧に行える方に合う環境です」

このように、自院のスタンスを言語化することで、「なんとなく応募」する方を避け、「ここで働きたい」と感じる方の目に留まりやすくなります。


ハローワークの担当者にも、医院の“想い”を伝えてみてください

私としては、管轄のハローワークに直接行って、担当の方とお話しすることをおすすめします。
歯科医院としてどのような人材を求めているのかを伝えることで、求人票に明記する内容についてのアドバイスもいただけます。

「こんな人が来てくれたら嬉しい」
「こういう院内文化があるので、○○が苦手な方は難しいかも」
そんな“医院の本音”をしっかり共有することで、より効果的な求人票づくりができます。


最後に

求人は「出せば誰か来る」という時代ではありません。
院長の想いや、スタッフの雰囲気、医院の働き方を、いかに求人票で表現できるかが勝負です。

「うちの医院に合う人に、ちゃんと届く求人票」
そんな視点で、今一度、求人票を見直してみませんか?求人票作成で、わからないことがありましたらお気軽にご相談ください。