患者さんの多くは「Googleビジネスプロフィール」から電話をしている
近年、スマートフォンの普及により、患者さんの歯科医院探しの方法が大きく変わりました。特に、Google検索で歯科医院を調べる際、Googleビジネスプロフィール（GBP）が上位に表示され、そこから直接電話をする人が非常に多くなっています。
従来のようにホームページを開いて電話番号を探すのではなく、Googleマップや検索結果の「電話」ボタンを押して、ダイレクトに医院へ連絡する流れが主流となっています。これは、患者さんにとって便利な反面、医院側が適切に情報を管理していないと、「電話がつながらない」「診療時間が違う」「休診情報が更新されていない」といったトラブルにつながる可能性があります。
また、患者さんはGBP上の写真や口コミを見て医院を選ぶ傾向が強いため、適切な運用が集患に直結します。つまり、Googleビジネスプロフィールの情報を最新の状態に保ち、積極的に管理することが、患者さんの信頼を得るカギとなります。
せっかくの口コミを放置していませんか？
多くの歯科医院では、患者さんがせっかく投稿してくれた口コミに対し、返信がないまま放置されているケースが見受けられます。
良い口コミにも返信がないと、「無関心な医院なのでは？」と患者さんに冷たい印象を与えてしまいます。 一方で、悪い口コミを放置してしまうと、医院の評判を下げる要因となるだけでなく、見込み患者さんの信頼を失う結果にもなりかねません。
Googleは、口コミへの返信を推奨しており、適切な対応を行うことで医院の信頼性を向上させることができます。例えば、
- 良い口コミには感謝の気持ちを伝える（「お褒めの言葉をありがとうございます！今後もより良い治療を提供できるよう努めます。」）
- 悪い口コミには誠意を持った対応をする（「ご不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。改善に努めてまいりますので、よろしければ直接お話をお聞かせください。」）
といった形で丁寧に対応することで、患者さんの信頼を得るとともに、医院の誠実な姿勢をアピールできます。
「登録しているだけ」では意味がない！医療広告ガイドラインに沿った運用が重要
Googleビジネスプロフィールは、無料で利用できる便利なツールですが、医療広告ガイドラインに沿った適切な運用が求められます。
例えば、
- 医療広告ガイドラインに違反する表現（誇大広告、客観的根拠のないNo.1表記など）
- 虚偽の口コミの投稿や操作
- 不適切な画像や表現
などを避けなければなりません。適切な運用をしないと、Googleからペナルティを受けたり、患者さんの信頼を損ねたりする可能性があります。
Googleビジネスプロフィールを活用し、医院の集患力をアップ！
小規模歯科医院でも、Googleビジネスプロフィールを正しく運用することで、
- 患者さんに選ばれやすくなる
- 口コミを活用し、信頼性を向上できる
- 電話や予約の問い合わせが増える
といったメリットがあります。
「Googleビジネスプロフィールを登録したけど、うまく活用できていない…」という医院様は、ぜひ、ご相談ください。適切な運用をサポートし、集患につなげるお手伝いをさせていただきます。