こんにちは。ディー・プラス・エス株式会社です。

2025年1月24日のYahooニュースで、「歯科医院の倒産・廃業件数は前年比1.8倍で「過去最高」に!?廃業が止まらない理由とは?」という見出しを見ました。

過去のコラムで、「歯科医院の倒産件数が過去最多!その理由のひとつが採用難」という記事を書いたばかりなのですが、「廃業が止まらない…」という見出しが気になって読んでしまいました。

歯科医の高齢化に加えて物価高騰や患者ニーズの多様化などが歯科医院の倒産・廃業につながっていると考えられる

歯科医院の倒産・廃業件数は、2024年1~10月で126件あり、前年比1.8倍の記録的なハイペースで推移していることが分かりました。

歯科医院の倒産・廃業の理由には、歯科医の高齢化および歯科衛生士などの人手不足や後継者難が挙げられます。物価高騰による材料費などの値上げや、患者ニーズの多様化に設備投資が追い付かないことも、特に高齢の歯科医が廃業を選ぶ要因になっているようです。(Yahooニュースより引用)

歯医者さんがつぶれる原因として、広告や宣伝が機能していないというものがありました。

広報や宣伝が機能していなければ、新規の患者さんの獲得は難しいと思います。

今回は、この広報活動におけるホームページについてお話したいと思います。

時代の流れで広告の多くはオンラインに移りました。

その中でも重要視されているのはホームページです。

ホームページを作成して公開して、ハイ終わりではなく内容を更新し運用していかなくてはいけません。

ホームページの運用業務とは

〇情報の更新

〇新規ページの作成

〇記事のリライト(記事の書き直し)

〇問い合わせ対応

〇ドメインやサーバーの契約状況の管理

〇トラブル発生時の対応

これらの業務を行いながら、情報をこまめにアップデートしていくことが必須になります。

Googleは、情報を更新してブラッシュアップしているサイトを上位に表示させています。

つまり、更新を継続しなければ他の歯科医院のホームページより検索上位に表示されるようになりません。

質の高いコンテンツを更新するのは大前提の中で、こまめな情報の更新に取り組んでいく必要があります。

歯科医院の広告のルール「医療広告ガイドライン」

歯科医院がホームページを持って集患するのも当たり前の時代になりました。

ただ、以前と違うのは医療広告ガイドラインが制定されたことです。

患者さんの体験談や、ビフォーアフターの写真を掲載する情報に縛りができてしまいました。

ただし、一定の要件を満たしていれば、広告可能事項の限定が一部解除されるというものです。

医療広告ガイドラインのルールを把握し、広告できる内容を確認することが大事です。

2021年に厚生労働省から、「医療広告規制におけるウェブサイトの事例解説書」が公開されています。

自院のホームページが、ガイドライン違反していないか確認してみましょう。

明らかにガイドライン違反の内容は、修正されることをお勧めします。

▼医療広告ガイドラインに関するQ&A(厚生労働省HP)

https://www.mhlw.go.jp/content/000371812.pdf

このように、適切な施策をとりながら集患のできるホームページを運用することが、今後の歯科医院の課題になります。

求職者も、患者さんも歯科医院を探し、検討するためにホームページを見ています。

わかりやすく魅力的なホームページが求められます。

患者さんに質の良い治療を提供したいと考えている歯科医院こそ、広報活動は必要不可欠です。

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現場を知り尽くした元・歯科事務長、マネージャーが、先生とすり合わせをして医院の魅力を伝えられるよう尽力いたします。

日々の診療に追われ、広報活動までは手が回らないという先生のお力になれれば幸いです。

先生のお困り事がありましたら、お聞かせください。